皆さんの宝くじを買う目的は何でしょうか?
大部分の方は大金を手にしたいからと答えると思います。
ではさらに深い目的は何でしょうか。
つまり、大金を手にして何をしたいかということです。
もし、すぐに答えられないようなら、大金が当選した時に不幸になるかもしれません。
今回は不幸にならないためにも何をしたいのか、改めて考えてみましょうという内容です。
なぜ目的がないと不幸になるの?
先ほど、目的がなければ大金が当選した時に不幸になるという話をしました。
それはなぜかというと、ブレないお金の使い方をできないだろうからです。
だいたいの場合、宝くじを買う人は大金を手にすることに慣れていません。
お金に限らず、慣れていないものというのは、大抵失敗します。
小さい頃、自転車に乗れるようになるまで何度も失敗したりしたのと同じです。
慣れていない大金を使うとなると例えば以下のような失敗が考えられます。
・大きな額の買い物を衝動的にしてしまう
・気前よく他人におごりすぎる
・他人に頼まれるままにお金を貸したりあげたりする
トラブルになった例の詳しい話はまた別の機会にしますが、
結局のところ、これらの失敗は手にしたお金の効果的な配分ができていないから起こることです。
つまり、一番良いのは大金を普段から手にしてお金を使うことに慣れておくことです。
と、書くとまったくもって参考にならないばかりか怒られそうなので別の方法を挙げます。
普段大金を手にする機会がない人ができること。それはイメージトレーニングです。
もちろん、イメージトレーニングには限度があります。できれば本物のほうがより練習にはなります。
しかし馬鹿にしてはいけません。イメージトレーニングは一流のスポーツ選手や一流のビジネスマンだってやっています。
大事なのは何度も繰り返すことです。実際の練習と同じですね。
イメージトレーニングはどうすれば良い?
例えば、当せん金で豪邸を買いたいとしましょう。
土地の価格、建物本体の価格、それらに対する固定資産税、広すぎるならハウスキーパーも必要なのでその給与、大きな豪邸であれば人目にもつくと思うので防犯費用・・・
パッと思いつくものだけでもいろいろ出てきます。
もちろん、宝くじはワクワク感を楽しむものというそもそもの前提があります。
なので難しく考えなくても良いです。詳細は当たってからゆっくり考えれば良いです。
ただ、自分が当たったらしたいことと、それらに対する概算でいくらくらいかかるのかというのは、ぼんやりでいいので考えておく方が良いかと思います。その方がよりワクワクできそうですしね。
おそらく、それらを何度も考えるうち、内容はより具体的になり、
必要な費用についても、そしてそのためにやらないといけない手順も簡単にイメージできるようになります。
そこまでくれば、もう貴方は大金を手にしたとしても無駄に浪費したり、大きな過ちは犯さないでしょう。
目的はそれだけで十分か?
さて、ここまでは自分自身の想像する目的という話でしたが、それで全てでしょうか。
すでに自分自身で想像するだけでやりたいことが多すぎで、むしろ減らさないといけない状態という人もいると思います。
そういった方は全く心配はないのですが、結局目的らしい目的が見つからなかった方が心配です。
もしくは見つかりはしたが、一つだけでおそらくそれほどお金のかかるものでもないという方。
自分自身では見つからないのなら、他の人の考えを参考にしてはどうでしょう。
例えば、今までに宝くじに関して話したときに聞いたことのある、他の人の目的は下記のようなものがありました。
・高額当選して、昔お金がなかった頃に助けてくれた人へ恩返しがしたい。
・昔お金がなくて結婚式ができなかったので、今更ではあるが立派な式を挙げたい。
・アーリーリタイアしたい。
・事業を立ち上げたい。
・世話をかけた両親に新築の家をプレゼントしたい。
・日本や海外の恵まれない子供達に寄付をしたい。
・誰にも知られず会社員を続け、バレないように高額な買い物をして豊かな生活を送りたい。
・信用できる運営団体に対して寄付をしたい。
義理堅い人、夢がある人、楽をしたい人、現実的な人、いろいろな人がいるのがわかります。
人と話すのが好きな人なら多く経験したことがあると思いますが、
他の人のものの見方というのはある意味、自分にないものです。
それらを聞いていて、良いなと思うものがあれば自分の目的に取り入れてみてはいかがでしょう。
話のタネにもなりますし、宝くじを買うのなら話題の一つとして話をするのも良いかもしれません。
自分に合う目的は?
いかがでしょう、自分の考えに合うような目的は見つかりましたか?
今回挙げた他の人の目的というのは、私が聞いたことのあるほんの一部です。
つまり、ここで見つからなかったとしても貴方自身で見つけることはできるはずです。
もし高額当選した時に備えて、何のためにお金を使いたいのか、今一度考えるための手助けになればと思います。